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 東京電力福島第1原発の汚染水を浄化した処理水の海洋放出について、東電は17日、放出による周辺海域での被曝(ひばく)線量は国や国際機関の安全基準を大幅に下回り、放射線が周辺の住民や環境に与える影響は「極めて軽微」とする評価結果を発表した。海洋トンネルを整備して沖合約1キロへの放出計画を進める中、地元住民らの不安を払拭し合意形成につなげたい考えだ。