静岡県熱海市で7月、死者26人、行方不明1人の被害を引き起こした大規模土石流で、被害を甚大化させたとされる起点の盛り土をめぐり、県と熱海市が10年前の平成23年3月、事業者側に、県条例に基づき工事停止を命じる「停止命令」などの発出を検討していたことが18日、分かった。同日、県が当時の公文書をホームページ上に公表した。だがその後、命令は出されておらず、県と市は同日午後にそれぞれ開催する記者会見で、一連の行政対応の調査結果についてこれら文書に基づき説明する。
静岡県熱海市で7月、死者26人、行方不明1人の被害を引き起こした大規模土石流で、被害を甚大化させたとされる起点の盛り土をめぐり、県と熱海市が10年前の平成23年3月、事業者側に、県条例に基づき工事停止を命じる「停止命令」などの発出を検討していたことが18日、分かった。同日、県が当時の公文書をホームページ上に公表した。だがその後、命令は出されておらず、県と市は同日午後にそれぞれ開催する記者会見で、一連の行政対応の調査結果についてこれら文書に基づき説明する。