東京都の5区(文京区、新宿区、港区、板橋区、中野区)が東京ドームで実施している新型コロナウイルス感染症ワクチンの合同接種事業について、予約枠の余裕分を活用し、予約なしでも当日来場すれば接種を受けられることになった。予約なしのワクチン接種は東京都が運営し、2階コンコース三塁側で米モデルナ製ワクチンを使用する。
予約なしのワクチン接種の対象は12歳以上の都内在住者、または他県在住で都内に在勤・在学者(12~15歳は保護者同伴)。
10月18~21日の4日間、午前9時~午後1時30分に接種券を持参すれば、接種を受けられる。2回目の接種は、4週間後の11月15~18日。
東京ドームでのワクチン接種事業は8月16日から文京、新宿、港の3区がはじめ、10月4日に板橋区、同12日に中野区がそれぞれ加わった。5区の在住者向けの会場は引き続き、2階コンコースの一塁側で米ファイザー製ワクチンを使用する。5区在住者向けの予約は、各区の予約サイトで受け付け中。
合同接種事業は読売巨人軍と読売新聞社、東京ドーム、三井不動産の4社が、ワクチン接種会場として東京ドームを無償提供し、会場の運営についても全面的に協力している。
接種会場では、ジャイアンツのマスコット「ジャビット」、公式マスコットガール「ヴィーナス」らが来場者を迎え、オーロラビジョンではジャイアンツ戦の名場面集を上映。1回目の接種時はプレゼントとして、スポーツ専門の動画配信サービス「DAZN」2か月無料視聴カードとジャイアンツオリジナル不織布マスク(2枚組)を全員分、キリンビバレッジの飲料を先着3万人分用意している。
2回目の接種時は、ジャイアンツのスポンサー企業などが提供するプレゼント抽選会を実施する。