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タリバン「女性問題省」を「勧善懲悪省」に・・・女性の権利制限への懸念

 アフガニスタンの統治を進めるイスラム主義組織タリバンは、女性の権利向上のために設立された政府機関に、かつて女性を抑圧したとされる「勧善懲悪省」の看板を掲げました。

 タリバンは、実権掌握以降、女性の権利について教育面では大学で学ぶことを認め、就労面でも広範囲の職種への就業を許可すると説明する一方、いずれもイスラム法に則るとして明確な指針を示していません。

 こうしたなか、17日、女性の権利拡大のための機関「女性問題省」の看板が、「勧善懲悪省」に掛け替えられました。この省は、かつて女性の人権を抑圧したとされ、女性の権利が再び制限されることへの懸念が広がっています。