バス間違えた選手にタクシー代 五輪スタッフにジャマイカ感謝
東京オリンピックで競技会場へのバスを乗り間違えたジャマイカの選手を助けた大会スタッフに、感謝の気持ちを伝える式典がジャマイカ大使館で開かれました。
ジャマイカの観光大臣から感謝の気持ちを伝えられたのは、東京オリンピックの大会スタッフ、河島ティヤナさん(25)です。
河島さんは今月4日、ジャマイカの陸上男子代表ハンスル・パーチメント選手がバスを乗り間違え、競技に遅れそうになっていたところ、タクシーに乗るためのお金を手渡しました。パーチメント選手はその後、無事、競技に出場し、決勝で金メダルを獲得しました。
河島ティヤナさん
「自分にできることをしただけです。彼に後悔してほしくなかったので」
パーチメント選手は、ティヤナさんとの再会の様子をSNSに投稿し、世界中で話題となっていました。