北朝鮮がきょう午前、日本海に向け弾道ミサイルを発射しました。岸田総理の反応です。
岸田文雄首相
「北朝鮮が弾道ミサイル2発を発射いたしました。先月来、北朝鮮が連続してミサイルを発射しているということ、このことを大変遺憾に思います」
岸田総理は総選挙の遊説先の福島でこのように述べ、北朝鮮を非難しました。その後、日程をキャンセルして総理官邸に戻り、国家安全保障会議を招集して関係閣僚らと対応を協議しています。
今回、北朝鮮がミサイルを発射した際、岸田総理と松野官房長官は選挙の対応などで東京を留守にしていました。それに対する危機管理上の問題について問われた岸田総理は、▼磯崎官房副長官が代理で対応に当たったほか、▼必要であれば、すぐ自衛隊機で戻る態勢をとっていたこと、▼連絡態勢も万全の用意をしたことを挙げ、十分な危機管理態勢だったと答えました。
また、政府は北朝鮮に対して外交ルートを通じて抗議を行っています。