headless 曰く、
米国家運輸安全委員会 (NHTSA) 欠陥調査室 (ODI) は 13 日、Tesla 車が緊急車両に衝突した複数の事故に関する正式な調査の開始を発表した (調査概要: PDF、 The Verge の記事、 The Guardian の記事)。
事故は 2018 年 1 月にカリフォルニア州で Tesla Model S が消防車に衝突した事故をはじめ、今年 7 月までに計 11 件発生している。いずれも緊急車両が出動した現場付近をさまざまな構成・モデルの Tesla 車が通りかかり、路上に停止している緊急車両に衝突したというもの。Tesla 車はすべてオートパイロットまたはトラフィックアウェアクルーズコントロールが有効になっていたことが確認されている。
多くの事故が発生したのは日没後の時間帯であり、事故現場では緊急車両が緊急灯を点灯していたほか、発光式矢印版やパイロンの設置などが行われていたという。事故では計 17 名の負傷者と 1 名の死者が出ている。
ODI では 2014 年式 ~ 2021 年式の Model Y / X / S / 3 でオートパイロット (レベル2の先進運転補助機能) の初期評価を開始しており、オートパイロット中にドライバーがすべき操作を監視・強制する方法や技術の評価などを行うとのことだ。
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