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 秋篠宮家の長女・眞子さまが「私的な参拝」という異例の形で、宮中三殿に結婚を報告されました。

 午前10時前、笑顔で手をふりながら皇居に入られた眞子さま。その後、報道陣に公開されたのは、歩いて宮中三殿に向かわれる場面。宮中三殿は、賢所、皇霊殿、神殿の三殿からなり、それぞれ天照大御神と歴代の天皇、国中の神々がまつられています。

 19日の参拝は、こうした神々に小室圭さんとの結婚について報告するためのもの。しかし、これまでの女性皇族が結婚する際の参拝とは様子が違っています。

 こちらは2005年、結婚して皇室を離れる紀宮さまが宮中三殿を参拝されたときの様子。十二単を着て、「おすべらかし」という伝統的な形に髪を結われていました。高円宮家の絢子さまの時も・・・、いずれも結婚報告のための正式な儀式として行われていました。

 一方で19日の眞子さまの参拝は庭で行う「私的な参拝」。これは今回の結婚について、秋篠宮さまが「多くの人が納得し喜んでくれる状況ではない」と判断し、祝い事などの行事を一切行わないとしたためです。眞子さまは26日に婚姻届を提出し、小室圭さんとともに記者会見に臨まれます。