手塚治虫原作×市川崑監督による幻の超大作実写映画『火の鳥』が遂に初Blu−ray化。さらに、新発掘・未公開資料を大量に含む7大アイテム収録の「トレジャーBOX」でその全貌が明らかにされる!
巨匠・手塚治虫の永遠の名作『火の鳥』。その初映像化作品として、名匠・市川崑監督が1978年(昭和53年)に作り上げたのが、長編映画『火の鳥』。原作の『黎明編』をベースに、〈実写+アニメーション+特撮〉というトリプル・マルチ技法を駆使して製作された、2時間17分の超大作だ。
その血を飲めば永遠の若さと生命を得られるという伝説の ”火の鳥” をめぐって、ヤマタイ国の女王・ヒミコ、スサノオ、猿田彦、ナギ、天弓彦、ウズメ、ジンギといった個性豊かなキャラクターが織りなす、骨太な人間ドラマが描かれる。
原作・アニメーション総指揮は手塚治虫、監督=市川崑、脚本=谷川俊太郎、特技監督=中野昭慶、テーマ音楽=ミッシェル・ルグラン、演奏=ロンドン交響楽団という錚々たるスタッフ陣に加え、若山富三郎、尾美トシノリ、高峰三枝子、草刈正雄、江守徹、由美かおる、大原麗子、仲代達矢ほか豪華キャストも大きな見どころに。
43年の時を経て、遂に『火の鳥』のBlu−rayソフト化が決定した(発売・販売:復刊ドットコム)。オリジナル・ネガから制作された高画質HDマスターを使用し、公開当時の特報・予告編を新たにネガから起こして特典映像として収録する。
さらに本Blu−rayと新発掘・未公開資料を含む7大アイテムを同梱した「トレジャーBOX」が、復刊ドットコム通販限定商品として同時発売される。これらの資料を紐解くことで、企画当初本作が実写『黎明編』とアニメ『未来編』の2部構成だったこと、結局制作に至らなかった『未来編』が後のアニメ映画『火の鳥2772』(1980年)として結実するという映画史の裏に隠された経緯を俯瞰することができるはずだ。
>>>手塚治虫が手がけたコンテほかトレジャーBOX収録の貴重な資料をチェック!(写真12点)
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