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 日本大学附属病院を巡る背任事件で、逮捕・起訴された日大元理事らが保釈されました。

 19日夜、勾留先の東京拘置所から保釈されたのは、日大の元理事・井ノ口忠男被告(64)と医療法人「錦秀会」前理事長の籔本雅巳被告(61)です。

 2人は日大附属病院の工事や医療機器の納入を巡って資金を不正に流出させ、あわせておよそ4億円の損害を日大に負わせたとして逮捕・起訴され、勾留されていました。

 2人の弁護側は保釈を請求していて、東京地裁は19日、2人の保釈を認めました。保釈保証金は井ノ口被告が4000万円、籔本被告が8000万円で、いずれも、すでに納付されました。