トルコ通貨の下落が止まらないようです。
数日前だったか、トルコ通貨が対ドルで史上最安値を付けたとの記事がありましたが、その割合が0・8%程度のものだったので、敢えて報告するほどのこともなかろうと思っていたら、al jazeera netは、トルコリラが史上最低の値をつけたとして、つい最近1ドル10・7リラの値をつけた、トルコ通貨が19日さらに下落し一時は1dる11・3まで行ったが、その後若干値を戻し、1ドル10・85で落ち着いたと報じています。
記事は更に、トルコリラは年初以来,約30%値を下げ、金融関係者は本年末には1ドル12リラまで行くと見ているものが多いとしています。
その要因としては貿易赤字の他、政府の借金が多額に上ること、さらにエルドアンが中央銀行の人事に介入すること、この結果として本来インフレ対策のため維持されるべき中央銀行の利子が20%から15%に下げられたこと等があるとされているようです
(因みにこのal jazeera はカタール系のメディアで、カタールとトルコの良好な関係を反映して、特派員も多く、トルコ関係のニュースは豊富です)
取りあえず
المركزي التركي يخفض سعر الفائدة مجددا.. كيف انعكس القرار على الليرة والأسواق؟ | اقتصاد | الجزيرة نت (aljazeera.net)