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『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』といえば、日本のみならず世界中でプレイされている超人気ゲーム。オンラインで他プレイヤーと対戦することもできるので、その気になれば無限に楽しめるゲームとも言えるでしょう。

今や常人には理解できないほど高いレベルでキャラを操るプレイヤーも多い同作ですが、実は『週刊少年ジャンプ』で連載を持っていた“とある漫画家”も、驚くべき力量を誇っているようです。その腕前は、“ガチ勢”ですら驚くほどだとか…。

ネットの一部を騒がせているのは、『青春兵器ナンバーワン』や『森林王者ムシキング』といった傑作ギャグ漫画を生み出した長谷川智広先生。以前からファンの間で長谷川先生は、『スマブラ』の実力者として知られていました。

2017年に掲載された『少年ジャンプ+』のインタビュー記事で、その片鱗を見せていたことも。ちなみに趣味はゲームではなく、あくまで『スマブラ』と言いきるほどの打ち込みようです。また、同じくジャンプ作家である『ニセコイ』の古味直志先生とは『スマブラ』を通じてしのぎを削る間柄だそう。

まさかの全キャラクターVIP入り!?長谷川先生の『スマブラ』愛が重すぎる…

そんな長谷川先生ですが、今作『スマブラSP』においても、なんと全キャラクターをVIP入りさせるほどのやりこみを見せています。

VIPとは、オンライン対戦において独自のレーティングである「世界戦闘力」が一定以上のプレイヤーのみが参加できる「VIPマッチ」のこと。正確な判定基準は不明ですが、そのキャラクターを使っている全プレイヤーの上位3%がVIPなのではないか、と言われています。

ちなみに世界戦闘力は同じプレイヤーでもキャラクターごとに違って設定されます。つまり長谷川先生は、80人以上いる『スマブラSP』のキャラクターの誰を使っても上位3%以上の実力を持っているということに…。

持ちキャラであるマリオに至っては、なんと世界戦闘力1060万以上…!11月22日には、Twitter上で「魔境卒業」の境地に到達したことを明かしていました。元々『スマブラ』のコアなゲーマーの間では、VIP以上に到達したプレイヤーを世界戦闘力によってランク付けする文化があります。そこで長谷川先生が到達した「魔境卒業」は、かなりの上級者を意味するもの。『スマブラ』をやり込んでいる人ほど、その力量が伝わってくるでしょう。

大会においてはガチ勢によるオンラインのレーティング・マッチングサービス「スマメイト」を主戦場にしている長谷川先生。12月12日にはそのレーティングが「1800」を超えたとツイートしており、「スマメイト」のレベルの高さを知るプレイヤーたちを驚かせていました。

ジャンプ作家すら虜にしてしまう、『スマブラSP』の魅力…。キャラクターの追加は終わってしまいましたが、まだまだ目が離せないソフトとなりそうです。