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涼しくなったと思いきや、また暑さがぶり返す初秋の日々。それでも各店に入荷中のアウターの在庫は待ったなしです。

数あるアウトドアブランドのアウターの中でも、特にクオリティの高さに定評があるのが〈ワイルドシングス〉のデナリジャケット。本来は真冬の防寒アウターと言えるモデルですが、秋口にも着やすいように、今回ナイスなアレンジを施したのは「ADAM ET ROPE’」です。

WILD THINGS / 別注 TOOLSTRAP DENALI JACKET ¥37,950(ADAM ET ROPE’ 渋谷パルコ HOMME)

デナリジャケットの特徴といえば、フードや前面のポケットの作りが大きめなこと。それでいて、全体のデザインが野暮ったく見えないのは、ジップ部分が全く露出しないため。前立てやポケットの開閉部分は全てフラップでカバーされています。本格派のアウトドアアウターでありながら、90年代から街着としても愛されている一因です。

そんな完成度の高いデザインはそのままに、今回の別注は生地とシルエット、さらにストラップを付属することで、さらなるアップデートを図りました。

大きめのフードは調節可能。元々はクライミング時に装着するヘルメットの上からも被れるように設計されたディテール。
3シーズン使える本格シェルはADAM ET ROPE’別注のオリジナル。

生地はこの別注モデルのためだけに作られた、3レイヤーのポリエステル素材。シャカシャカ感のないマットな質感は普段アウトドアウェアをあまり手に取らない大人のワードローブにも馴染みやすそうです。

撥水・防風・透湿・保温機能を備えつつ、真冬以外はトゥーマッチなプリマロフト素材の中綿を省くことで、幅広いシーズンに使いやすくなっているのもポイントです。

シルエットもオーバーサイズのシルエットに再構築されています。すっかりデフォルトになったゆったりめのスウェットやニットを着込んだ時もごわつかないので真冬にも活躍してくれるはず。身幅、肩幅に比べて着丈はスッキリ仕上げているので、だらしなく見えることもありません。

そしてこの別注モデルの提案のラストが、付属するストラップベルトです。肩口に設けたループから斜めに通すことで、下に着ていたニットやシャツを引っ掛けたり、キーホルダーを付けたりといろいろな使い方が頭に浮かびます。もちろん取り外し可能なので、気分に応じて使い分けを楽しみたいところ。

別色の秋らしいオリーブカラーも実にいい色味です。カラーはブラック、オリーブ、カーキ、ピンクの計4色展開です。元々のクオリティも確かなモデルですが、今回の『ADAM ET ROPE’』のアレンジも冴え渡っているのではないでしょうか。

すでにサイズ欠けもあるようなので、気になった方はぜひショップに問い合わせてみてくださいね。

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