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仁徳天皇陵の墳丘を囲む堤の内側で発見された円筒埴輪列。浸食されている様子もうかがえる=19日午前、堺市堺区(恵守乾撮影)
国内最大の前方後円墳で世界遺産、堺市堺区の仁徳天皇陵古墳(大山古墳、墳丘長486?)を共同で発掘している宮内庁と堺市は19日、墳丘を囲む堤の両側で円筒埴輪列が見つかったと発表した。堤は2列に並ぶ円筒埴輪などで荘厳に飾られたことが分かった。一方で、周濠(しゅうごう)の水によって堤が浸食され、円筒埴輪(はにわ)列の多くが崩落した可能性が高いことも分かった。浸食被害は墳丘に加えて堤でも進んでいることが明らかに。保全整備にあたっては、古墳全体を後世に残すため 全文
産経新聞 11月19日 18時25分