■北海道のオッパチさんこと,登別でハーレムアイランダースを結成50年以上も活躍された渡辺尚彦さんが残念ながら3月5日にお亡くなりになられたと奥様からお電話を頂戴しました。
オッパチさんが大好きで、大橋節夫さんそっくりにスチールギターを弾きこなし、ハニーサウンズを追求しました。本誌主催のハニーサウンズとともにの時、赤坂B♭にわざわざ登別から上京して出演していただきました。もちろん、三上洋一さんや、ハニーの皆さんとも交流が深かったです。本当に残念でなりません。享年78歳。
心から謹んでご冥福をお祈りいたします。
■渡辺さんが大好きだったシンガー・ソングライター大橋節夫は16歳で曲を作りました。残した名曲の数々は今も愛され続けています。演奏家としてハワイアンはもちろん、ジャズナンバーから歌謡曲まで、そしてオリジナル曲の数々を演奏しました。
渡辺さんもこんな曲を歌いながらバンド活動をやってこられたのでしょう。本当に残念です。
大橋節夫さんの曲を愛した人がまた一人・・・淋しいですね。
■大橋節夫さんのオリジナル曲の数々を思い出して・・・。
赤いレイ、倖せはここに、グッバイ・ホノルル、アロハ・ウクレレ、アロハ・ホノルル、夢でハワイへ、七夕の恋、東京の夕陽、赤い貝殻、シバラク、ズボンの折り目、水色の川面に、君を待つ夜、夕映えの彼方、淋しくて、なぎさ、諦めてはいるけれど、涙は見せないで、ピアノ、さりげない素振りで、白い炎、ブルー・ナイト・イン・ヒロ、街を離れて、サヨナラと言わないで、故郷が恋しいとき、うわさのワルツ、梅新ブルース、淋しいしいギター弾き、夢の人、口笛弾いて、北国の里、あの日あの頃、黒い真珠、あの星はママの星、あなたがいないと淋しい、星空に雲が流れて、星の降る窓、あなたに逢うまで、さりげない素振りで、水色の川面に、淋しい歌はもうやめて、思いがけない貴方と、夜の渚で、黒い髪の女の子、ザ・レタース・フロム・ハワイ、ハワイアン・ムーン・ライト、青い星、など・・・。
こんな曲を口ずさみながら活動してきたのでしょう。そしてオリジナルの大切さも・・・。
渡辺さんもオッパチさんのような総合的な音楽家が必要な時代で、あまりハワイアン、ハワイアンとこだわらないほうが良いという方でした。日本の曲も大切にしないと・・・
You Tubeにも熱風、キャラバン、鈴懸の径他アップされております。
勿論、熱心なHawaiian Fan誌のご愛読者で、よくお電話も頂戴いたしました。まだまだご活躍が期待されましたが本当に残念でなりません。遅くなりましたがご報告させていただきます。
天国で安らかにお眠りください。
Hawaiian Fan誌最新号にも記事掲載しました。
写真は50周年記念コンサートで、東京から三上洋一さん、高木ブーさん等が駆けつけて共演されました時の風景です。
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