多数のUMPC(超小型ノートパソコン)をリリースしているGPD社ですが、ゲーミング用の「GPD WIN」シリーズと並び同社の基幹ラインとなる、一般用途向けUMPC「GPD Pocket」シリーズの最新モデル「GPD Pocket 3」のコンセプトデザインが公開されました。
なお、GPD Pocketの現行機である2は、↓のように2021年版が登場しました。
外観は変わっ…
さて、今回公開された3ですが、↓のように線画ですが、ここから多くのことが分かります。
まず筐体ですが、一目見て「GPD MicroPC」によく似ていると思いますよね。
GPD MicroPCは、高い拡張性を備えたエンジニア向けのモデルでしたが、タッチパッド位置やポート類の豊富さなどで、同機を彷彿とさせます。
また、他社機ではありますが、同コンセプトのOne-Netbook A1にも近いものを感じます。(A1はMicroPCと同様のコンセプトで登場したモデルなので当然かもしれませんが)
ポインティングデバイスの使いづらさはUMPC最大のペインポイントの一つでしたが、GPD MicroPCやGPD Win Maxシリーズで、同社はキーボード上部に小型タッチパッドを置く、というソリューションを生み出しました。
結果、↓でレビューしたように、ポインティングデバイスはかなり使いやすくなりました。
…
GPD MicroPCは親指でポチポチ押すタイプのキーボードでしたが、GPD Pocket 3は前モデル同様に、ギリギリタッチタイピングも可能なピッチが採用されるのではないかと思います。(一般用途向けUMPCに必要な要素ですからね)
側面ポートは、USB Type-A、Type-C、HDMI、イヤホンジャックが見えます。ほか、背面には有線LANに加えて、モジュール形式のポートが見えますね。
ここは本当にモジュール形式になるのか、あるいは未定なのかは不明ですが、何か面白いポートが入ることを期待したいです。
というわけで、GPD Pocket 3は、同社のこれまでのUMPCノウハウの集大成として、UMPCの複数のペインポイントを潰して本当に「使える」一台にしようという工夫が凝らされているのではないかと感じます。
登場はそう遠くないと思いますので、楽しみに待ちましょう!
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