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 文部科学省は19日、長野市立小の中庭で小5男児が石碑の下敷きになり負傷した事故を受け、倒壊や落下の危険がある学校設備を緊急点検するよう全国の教育委員会などに要請した。

 文科省は5月にも、宮城県白石市立小で防球ネットの木製支柱が折れて小6男児が死亡した事故で、石碑を含めた倒壊リスクのある設備を総点検するよう通知していた。学校設備を巡る事故が続いているため、今回は安全性の判断が困難な場所に児童生徒を近づけないなどの安全対策を早急に講じることも呼び掛けた。

 長野市立小の事故は16日に発生。男児は、石碑を抱きかかえるように体重をかけて下敷きになり、けがをした。