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DIYビギナーでもすぐに真似できて、おしゃれな庭にグレードアップできるエクステリアアイテムの作り方を紹介する本企画。今回は、シンボルツリーを庭に植えている人におすすめのベンチ作りにドゥーパ!編集部がチャレンジ!

 

角度切りとビス留めの練習にもなる!

木を中心にしてぐるりと囲むように設置するベンチは、公園や街の広場などでもよく見かける定番のガーデンアイテムだ。木陰でお茶を楽しめたり、庭作りでの休憩所としても使えるので、庭に大きな木を植えているのであれば、その太さに合ったベンチをDIYしてみよう。ただ、円形となるとなかなかハードルが高くなるので、ここでは円形よりも手軽に作れる八角形のベンチを提案したい。

製作の一番のポイントは、角度定規と丸ノコで行なう「角度切り」。八角形なので67.5度の角度切りで材を大量にカットするのだが、少しでも狂うとうまく組めずに座板同士にすき間が生じてしまうといった問題がある。そこで今回は、細い板で座板のつなぎ目を隠すようにし、多少角度が狂っていても見た目にはわからないように設計。角度切りにあまり神経質になる必要はないのでぜひチャレンジしてほしい。

なお、木材は耐候性の高い105×20mm角のハードウッド(サイプレス)を使っている。ビス留めの際は必ず下穴をあけることを心がけよう。

 

今回は常緑樹のヤマボウシをシンボルツリーに見立て、ジャストサイズのベンチを製作する

 

【座面の上面図&脚の構造図】

【木取り表】*単位はmm

材の種類 サイズ 数量 使用部位
サイプレス(20×105) 型紙に合わせる 32 座板
380 16
400 8 座板受け
320 8
420 8 脚の補強材
サイプレスを割いた材(20×52.5) 400 8 座板の桟
約480 8 つなぎ目隠し材

【その他の資材】
スリムビス(35、45mm)、型紙用の合板、塗料

材料費…約3万7000円

 

【主な使用道具】
丸ノコ、ノコギリ、インパクトドライバー(ドライバービット、2㎜径ドリルビット)、丸ノコ用平行定規、角度定規、スピード定規、分度器、アルミアングル(定規として使用)、サシガネ、メジャー、鉛筆

 

STEP1 座面を作る

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STEP2 脚を作る

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STEP3 補強材・目隠し材を作る

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STEP4 塗装後、ツリーの周りに設置する

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写真◎福島章公、ドゥーパ!編集部