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格安SIMの契約を検討している方の中には、「格安SIMは通信速度が遅いのでは」と不安に感じている方がいるかもしれません。

一般的にドコモ・au・ソフトバンクの回線より遅いといわれていますが、スマホの回線速度は場所や時間帯などの環境によって大きく左右されるため、一概に「遅い」とは断言できません。

博士

この記事では格安SIM主要18社の実測値の速度比較をしているので、1番速度が速い格安SIMがわかるぞ!

また、今回は速度にこだわる場合におすすめの格安SIM3選を紹介しています。

【おすすめ格安SIM】
 
契約年数 なし なし なし
月額料金 3GB:1,628円
15GB:2,728円
25GB:3,828円
3GB:2,178円
15GB:3,278円
25GB:4,158円
500MB:550円
1GB:770円
3GB:990円
6GB:1,320円
10GB:1,760円
初期費用 3,300円 3,300円
(オンラインは無料)
初期手数料:3,300円
SIMカード手配料:433円
実測値 下り速度:49.97Mbps
上り速度:10.14Mbps
下り速度:64.2Mbps
上り速度:15.62Mbps
下り速度:39.94Mbps
上り速度:9.23Mbps
サイト 詳細はこちら 詳細はこちら 詳細はこちら

※スマホ版の場合、横にスライドできます

同時に格安SIMのようにお得で、格安SIMより快適な速度が出る3大キャリアの格安プランも紹介しています。

そちらもぜひ参考にしてみてくださいね。

格安SIMの通信速度が遅いって本当?

結論から言うと、格安SIMの通信速度は3大キャリア回線よりも遅い場合が多いです。

なぜ格安SIMは3大キャリア回線よりも遅いのかというと、格安SIMはキャリアから回線を借りてサービスを提供しているからです。

助手のジョン

キャリア回線の一部を借りて、ユーザーでわけ合いながら使っている格安SIMが、自社回線を持っているキャリアよりも劣ってしまうのは仕方がないことだね

どのくらい回線を借りているのかは各格安SIMによって異なるうえ、その回線をどのくらいのユーザー数でシェアするのかによっても通信速度は変わってきます。

また、通信速度は環境に大きく左右されるものなので、場所や時間帯によってはキャリアよりも速い通信が行える可能性もあります。

そのため格安SIMの通信速度は、基本的にはキャリアよりも遅い傾向にありますが一概に「遅い」とは言い切れません。

格安SIM18社の速度比較

現在、多くの格安SIMがサービスを提供しています。

どの格安SIMがどのくらいの平均実測値を出しているのかを、比較してみました。

【格安SIMの速度比較】

格安SIM名 平均ダウンロード速度 平均アップロード速度 平均Ping値
ペンギンモバイル 95.95Mbps 16.77Mbps 54.66ms
スターモバイル 82.77Mbps 19.39Mbps 49.75ms
ワイモバイル 65.31Mbps 15.67Mbps 39.27ms
J:COMモバイル 56.64Mbps 8.83Mbps 52.24ms
LinksMate 55.65Mbps 11.74Mbps 49.68ms
UQモバイル 51.11Mbps 10.52Mbps 49.07ms
日本通信SIM 47.67Mbps 12.03Mbps 117.78ms
IIJmio 45.27Mbps 10.82Mbps 64.58ms
OCNモバイルONE 42.53Mbps 9.91Mbps 57.43ms
mineo 38.49Mbps 8.34Mbps 70.28ms
FUJI SIM 36.28Mbps 12.59Mbps 51.12ms
DMMモバイル 32.5Mbps 8.45Mbps 71.54ms
イオンモバイル 30.6Mbps 10.03Mbps 81.32ms
nuroモバイル 24.64Mbps 11.42Mbps 55.26ms
BIGLOBEモバイル 18.3Mbps 8.67Mbps 54.81ms
楽天モバイル 13.2Mbps 7.83Mbps 62.17ms
TONEモバイル 12.06Mbps 13.03Mbps 46.31ms

※「みんなのネット通信速度」で計測された直近3ヶ月の平均値

格安SIM同士で比較してみると、遅いものは10Mbps台もありますが、速いものは90Mbps以上のものもあります。

博士

一言で格安SIMといっても通信速度はバラバラなんじゃね

格安SIMをひとまとめにして考えている人が多いかもしれませんが、格安SIMの一つひとつを見ていけば通信速度はもちろん、契約プランや料金、サービスなど多くの違いがあります。

「格安SIMは遅いから嫌だ」と思っている人はいるかもしれませんが、「格安SIM」とひとくくりにせず、事業者ごとに比べてみて、よりよい格安SIMを見つけましょう。

速度にこだわるならおすすめの格安SIM3選

格安SIMを選ぶ際に重要視するポイントとして、「通信速度」や「利用料金」などがあります。

今回は「安心できる大手事業者」かつ「通信速度の速さ」を基準にして、おすすめ格安SIMを3社紹介します。

それぞれの概要や特徴を詳しく解説していきます。

回線速度にこだわる人におすすめ:UQモバイル

UQモバイル

auのサブブランドであるUQモバイルは、UQコミュニケーションズがサービスを提供しています。

助手のジョン

CMなどの広告で一度は目にしたことがあるはずだよ

UQモバイルはauの4Gと5G回線を利用しているので、エリアも広く、通信品質も良好です。

【UQモバイルの概要】

エリア こちら
容量 くりこしプランS +5G くりこしプランM +5G くりこしプランL +5G
3GB/月 15GB/月 25GB/月
月額料金 1,628円 2,728円 3,828円
実測値 平均ダウンロード速度 平均アップロード速度 平均Ping値
51.11Mbps 10.52Mbps 49.07ms
速度制限時の最大速度 くりこしプランS +5G くりこしプランM +5G くりこしプランL +5G
300Kbps 1Mbps 1Mbps
キャンペーン
  • 下取りサービス
  • 自宅セット割
  • 15日間無料でお試しできるTry UQmobile

※表示はすべて税込
※実測値は「みんなのネット通信速度」で計測された2021年12月直近3ヶ月の平均値

UQモバイルの通信速度は、格安SIMの中で6位にランクインしています。

平均で40Mbps以上出ていれば快適な通信が可能だといわれる中で、十分な速度が出ていると言えるでしょう。

現在使っているスマホを下取りに出して、お得にスマホを買い替えることもできます。

博士

乗り換えと同時にスマホも新しくしたいという人にもおすすめじゃよ

初めてUQモバイルを利用する際に「本当に電波が入るのか心配」という人は、15日間のお試しSIMで使い勝手を確かめてみるのもよいでしょう。

格安SIMの多くはオンラインのみでの手続きですが、全国にUQモバイルを取り扱っている実店舗があるのも嬉しいポイントです。

<UQモバイルを契約するメリット>

  • auの4Gと5G回線で快適な通信速度
  • 速度制限になっても比較的快適に使える
  • 格安SIMの中では上位にランクインするほどの速度が出る
  • 提供エリアが広い
  • UQモバイル取扱店が多く、実店舗でのサポートを受けやすい

UQモバイルを詳しく見る

速度が速くて家族での乗り換えにおすすめ:ワイモバイル

ソフトバンクのサブブランドであるワイモバイルは、ソフトバンク回線で快適にインターネットを利用できます。

助手のジョン

ワイモバイルもCMなどでよく目にするね

家族割などの割引サービスが充実しているので、自分だけでなく家族全員がお得になれる格安SIMです。

【ワイモバイルの概要】

エリア こちら
容量 シンプルS シンプルM シンプルL
3GB/月 15GB/月 25GB/月
月額料金 2,178円 3,278円 4,158円
実測値 平均ダウンロード速度 平均アップロード速度 平均Ping値
65.31Mbps 15.67Mbps 39.27ms
速度制限時の最大速度 シンプルS シンプルM シンプルL
300Kbps 1Mbps 1Mbps
キャンペーン
  • PayPayボーナス最大3,000円相当プレゼント
  • 60歳以上 通話ずーっと割引キャンペーン
  • YouTube Premium 3ヶ月無料キャンペーン
  • データ増量無料キャンペーン2
  • 下取りプログラム
  • 家族割引サービス

※表示はすべて税込
※実測値は「みんなのネット通信速度」で計測された2021年12月直近3ヶ月の平均値

ワイモバイルの通信速度は、格安SIMの中でも3位に位置しています。

全国各地にワイモバイルショップがあるので、困ったことがあればすぐに専門スタッフに相談できます。

博士

キャンペーンが多いのも嬉しいポイントじゃぞ

家族割引サービスを適用すると、2回線目以降のスマホ代が毎月1,188円割引になるので、家族全員でワイモバイルを利用すれば家庭全体の通信コスト削減に役立ちます。

<ワイモバイルを契約するメリット>

  • ソフトバンク回線で快適な通信が可能
  • 速度制限になっても比較的快適に使える
  • 格安SIMの中では上位にランクインするほどの速度が出る
  • 提供エリアが広い
  • 家族割を利用すればさらにお得になる

ワイモバイルを詳しく見る

2種類の通信速度の切り替えができる:OCN モバイル ONE

NTTコミュニケーションズがサービスを提供しているOCNモバイルONEは、NTTのサブブランドのように思われがちですが、ドコモ回線を利用している格安SIMです。

【OCNモバイルONEの概要】

エリア こちら
容量 デュアルタイプ(Aプラン/Dプラン/Sプラン共通)
1GB/月 3GB/月 6GB/月 10GB/月
月額料金 770円 990円 1,320円 1,760円
実測値 平均ダウンロード速度 平均アップロード速度 平均Ping値
42.53Mbps 9.91Mbps 57.43ms
速度制限時の最大速度 200Kbps
キャンペーン
  • 買い替え応援プログラム
  • 他社から乗り換え(MNP)で13,000円割引、対象オプション同時加入で2,000円割引
  • amazon music UNLIMITEDが3ヶ月間無料でお試し!

※表示はすべて税込
※実測値は「みんなのネット通信速度」で計測された2021年12月直近3ヶ月の平均値

他社の格安SIMの速度制限中や「節約モード」の場合、最大速度が大幅に低下してしまうため、SNSなどの低容量の通信でも読み込みに時間がかかり不便に感じるかもしれません。

OCNモバイルONEでも速度制限中や「節約モード」は、最大速度が200Kbpsまで低下してしまいます。
しかしOCNモバイルONEの速度制限中や節約モードでも、ある一定の通信容量までは高速通信が可能となる「バースト転送機能」があります。

SNSなどのちょっとした通信であれば短時間で読み込みを完了できるので、低速化していてもある程度快適に使えます。

助手のジョン

バースト転送機能があるのとないのとでは、使い勝手がまったく違ってくるね!

<OCNモバイルONEを契約するメリット>

  • ドコモ回線通信品質が2期連続・総合1位評価を獲得している
  • バースト転送機能を使って、低速状態でもある程度快適な通信ができる

OCNモバイルONEを詳しく見る

速度にこだわるなら3大キャリアの格安プランがおすすめ

前述しましたが、通信速度の面からいえば、格安SIMよりも3大キャリアのほうが優れている傾向にあります。

現在、3大キャリアにはそれぞれ格安プランがあります。

博士

『キャリアよりも安価で、格安SIMよりも高品質』という中間的なサービスじゃよ

【3大キャリアの格安プランと格安SIMの通信速度比較】

格安SIM名 平均ダウンロード速度 平均アップロード速度 平均Ping値
ahamo 99.74Mbps 13.63Mbps 51.18ms
povo 69.55Mbps 13.12Mbps 51.15ms
LINEMO 50.71Mbps 11.42Mbps 40.62ms
UQモバイル 51.11Mbps 10.52Mbps 49.07ms
ワイモバイル 65.31Mbps 15.67Mbps 39.27ms
OCNモバイルONE 42.53Mbps 9.91Mbps 57.43ms

※「みんなのネット通信速度」で計測された2021年12月直近3ヶ月の平均値

この中で格安SIMと同等か、それ以上に料金が安い格安プランがおすすめです。

どの格安プランを選べばいいかわからない人は、現在利用しているキャリアの格安プランを選びましょう。

それぞれがどんな格安プランなのかを詳しく解説していきます。

ドコモの格安プラン:ahamo

ahamo

ahamoはドコモの格安プランですが、契約やサポートの面はドコモと切り離して考えなければなりません。

申し込みはオンラインで行い、ドコモのキャリアメールなどは使用できないので注意しましょう。

博士

シンプルな料金プランなので、『ahamoにしよう』と決めたらプランに迷うことなく契約できるぞ

【ahamoの概要】

容量 20GB/月
月額料金 2,970円
実測値 平均ダウンロード速度 平均アップロード速度 平均Ping値
99.74Mbps 51.18ms 51.18ms
速度制限時 最大1Mbps
通話料 国内通話5分無料 ※超過後は22円/30秒
キャンペーン
  • 今お使いのスマホそのまま!ahamoお乗り換えで10,000ptプレゼント

※表示はすべて税込
※実測値は「みんなのネット通信速度」で計測された2021年12月直近3ヶ月の平均値

実測値は、快適にインターネットを楽しむためには十分すぎる90Mbpsオーバーです。

5分間の無料通話が付いていますが、それでは足りない場合はプラス1,100円でかけ放題オプションを付けられます。

送料や事務手数料は無料なので、契約後は基本料金と端末代金だけで利用できます。

<ahamoを契約するメリット>

  • 平均実測値が速い
  • 速度制限になっても比較的快適に使える
  • 海外ローミングも20GBまで無料で使える

ahamoを詳しく見る

auの格安プラン:povo

povoの料金体系は他社と大きく異なり、必要なデータ容量をそのつど「トッピング」して追加し利用します。
基本料金は0円であるため、かかる費用はトッピングの料金のみです

手続きはオンラインで完結できるので、自宅に居ながら好きな時間に契約できます。

助手のジョン

データ容量以外にも、かけ放題や故障サポートなどのトッピングもあるよ

【povoの概要】

容量 トッピングにより変動
月額料金 3GB(30日間) 20GB(30日間) 60GB(90日間) 150GB(180日間)
990円 2,700円 6,490円 12,980円
実測値 平均ダウンロード速度 平均アップロード速度 平均Ping値
69.55Mbps 13.12Mbps 51.15ms
速度制限時 128kbps
通話料 22円/30秒
キャンペーン
  • 最大20GB追加データボーナス

※表示はすべて税込
※実測値は「みんなのネット通信速度」で計測された2021年12月直近3ヶ月の平均値

povoは購入したデータトッピングによって有効期限が異なるため、使い切れる容量のトッピングを購入する必要があります。
なお、短期の1GB追加や24時間データが使い放題になるトッピングなどもあり状況や用途に合わせて多彩な使い方が可能です。

通信速度は実測平均で60Mbps以上出ているので、画像を含むSNSはもちろん、動画視聴も快適に行えます。

<povoを契約するメリット>

  • 最安で月額990円から利用可能
  • 平均実測値が速い
  • 速度制限になっても比較的快適に使える
  • 通話やデータ容量の面で好きなようにオプショントッピングできる

povoを詳しく見る

ソフトバンクの格安プラン:LINEMO

linemo

LINEMOには基本的なスマホプランとミニプランの2つがあるので、自分にとって無駄のないプランを選べます。

LINEギガフリーに対応しているので、LINEをよく使う人におすすめです。

助手のジョン

LINE通話を利用すれば、通話料もタダで時間を気にせず話せるね

【LINEMOの概要】

容量 ミニプラン スマホプラン
3GB/月 20GB/月
月額料金 990円 2,728円
実測値 平均ダウンロード速度 平均アップロード速度 平均Ping値
50.71Mbps 11.42Mbps 40.62ms
速度制限時 最大300kbps 最大1Mbps
通話料 22円/30秒
キャンペーン
  • 10,000円相当あげちゃうキャンペーン(PayPayボーナス)
  • LINEスタンプ プレミアム ポイントバックキャンペーン
  • LINE MUSIC6ヶ月間無料
  • 通話オプション割引キャンペーン

※表示はすべて税込
※実測値は「みんなのネット通信速度」で計測された2021年12月直近3ヶ月の平均値

LINEMOでは、月20GBも要らないという人はミニプランにして月額1,000円以下で利用することも可能です。

月額料金に通話料は含まれていませんが、通話オプションを付けなくてもLINE通話が使えるので不便はしないでしょう。

実測値も申し分なく、スマホプランであれば速度制限後も中速を維持します。

<LINEMOを契約するメリット>

  • 2つのプランから選べる
  • 平均実測値が速い
  • LINEギガフリーに対応している
  • 活用したらお得になれるキャンペーンが多い

LINEMOを詳しく見る

格安SIMスマホの速度が遅いときの対処法

格安SIMスマホを利用していて、「いつもよりも速度が出ない」「なんだかつながりにくい」という際の対処法を紹介します。

これらの対処法を試してみることで通信速度が改善する可能性があるので、ぜひ覚えておいてください。

WiFiを利用する

自宅に光回線などのWiFi環境があれば、そのWiFiを利用すると速度が改善する可能性があります。

速度が出るだけでなく、データの節約にもつながります。

外出先では、コンビニや駅、カフェなどにあるフリーWiFiを使ってもよいでしょう。

博士

ただし、設置環境によってフリーWiFiのほうがつながりにくい可能性もあるぞ

格安SIMとポケットサイズのWiFiをセットで利用するユーザーも多くいます。

格安SIMはWiFiと上手く組み合わせることによって、よりよい使い方ができるでしょう。

データ通信を一度オフにしてから再度オンにする

データ通信を一度切って接続し直すことで、基地局がスマホの電波を再認識し、通信状況が改善するかもしれません。

すぐにでも実践できる簡単な対処法です。

電波を拾い直すことで、つながる電波をキャッチできる可能性があります。

1度の切り替えで上手くいかないときは、データ通信のオンとオフを何度か繰り返してみましょう。

スマホを再起動する

通信速度に限らず、スマホの不具合は再起動すれば改善する傾向にあります。

一度シャットダウンすることで起動中だったアプリが終了し、メモリが解放されます。

助手のジョン

メモリやストレージの空きが増えると動きが軽くなるよ

しばらく電源を入れっぱなしにしている状態で行うと、より効果的です。

スマホを長時間利用していると、バックグランドで起動していたアプリなどによって動きが重くなる可能性があります。

場所を移動する

駅の中や大型ショッピングモール、地下などにいると速度が遅くなる可能性があるので、混雑していない場所に移動してみましょう。

<電波が入りにくい場所>

  • トンネル
  • 地下
  • 建物の中
  • 山間部 など

少しの距離の移動でも、通信状況が変わる可能性があります。

もしも移動できない状態であれば、利用する時間帯をずらしてみましょう。

時間を置いてから再度試みる

格安SIMに限らず、データ通信には混み合う時間帯があります。

主に、ランチタイムである正午過ぎや夜間が混み合いやすい時間帯です。

通信が混み合っていると速度が低下するので、その時間帯を避けて、時間をずらしてから再度試みると改善しているかもしれません。

どうしてもその時間帯に良好な通信状況でインターネットを利用したいのであれば、乗り換えや、ポケットサイズのWiFiとのセット使いを検討してみてはいかがでしょうか。

格安SIMの速度に関するよくある質問

格安SIMの速度に関して、多くの人が知りたい事柄をQ&A方式でまとめました。

格安SIMを速度重視で選びたい人は、ぜひ参考にしてみてください。

格安SIMの速度は遅い?

3大キャリアに比べると遅い傾向にありますが、環境や時間帯によっては格安SIMの通信速度がキャリアを上回ることもあるので、一概に「遅い」とは言い切れません。

大本の回線を持っているのは3大キャリアであり、格安SIMはその回線の一部を借りてサービスを提供しています。

格安SIMの通信速度は、その事業者が借りている回線の量やそれをシェアしているユーザー数によって通信速度に違いが出ます。

しかし、通信速度は地域や環境、時間帯などに大きな影響を受けるものです。

博士

格安SIMに限らず、どの回線にも通信速度が低下する要因はあるってことじゃ

格安SIMの中には、キャリアに肩を並べるほどの通信速度を出しているものもあるので、通信速度の評価サイトなどを参考にして、住んでいる地域で高速通信を実現させている格安SIMを見つけてみましょう。

速度が一番速い格安SIMは?

「みんなのネット回線速度」での2021年12月時点では、ペンギンモバイルが格安SIMランキングで1位を獲得しています。

【格安SIM通信速度ランキング】

1位 順位 格安SIM名 平均ダウンロード速度 平均アップロード速度 平均Ping値
2位 スターモバイル 82.77Mbps 19.39Mbps 49.75ms
3位 ワイモバイル 65.31Mbps 15.67Mbps 39.27ms
4位 J:COMモバイル 56.64Mbps 8.83Mbps 52.24ms
5位 LinksMate 55.65Mbps 11.74Mbps 49.68ms

※「みんなのネット通信速度」で計測された直近3ヶ月の平均値

速度を重視して格安SIMを選ぶ場合でも、利用料金やキャンペーン、サポート面も多少考慮しておかなくてはなりません。

助手のジョン

総合的にみて、自分にとって使い勝手のよい格安SIMを選ぶことをおすすめするよ

この記事では、家族割や各種キャンペーン、料金などのメリットを複合的に判断して、UQモバイル・ワイモバイル・OCNモバイルONEをおすすめしています。

格安SIMの速度が遅いときはどうすればいい?

速度が低下したときに試したい対処法は以下のとおりです。

考えられる原因 対処法
スマホの電源をしばらく入れっぱなしにしている
  • データ通信を一度オフにしてから再度オンにする
  • スマホを再起動する
電波の入りにくい場所にいる
(トンネル/地下/建物の中/山間部 など)
  • 場所を移動する
混みやすい時間帯に使っている
(平日の正午過ぎ/週末の夜間など)
  • 時間をおいてから再度試みる
その他
  • WiFiを利用する

速度が遅くなっている原因を知ることで、最適な対処が可能です。

どうしても速度が改善しない場合は、契約の見直しやスマホの買い替え、事業者の乗り換えなどを検討するのもひとつの方法です。

まとめ

格安SIMは、一般的にドコモ・au・ソフトバンク回線よりも遅いといわれています。

しかし、通信速度は環境に大きく影響を受けるので、一概に「遅い」とは言い切れません。

格安SIMの中にも3大キャリアと肩を並べられるほどの通信速度を出す事業者はあります。

博士

速度重視で格安SIMを選びたいのであれば、通信速度の評価サイトなどを参考にするといいぞ

通信速度が速いのはもちろんのことですが、料金やキャンペーン、サポートなども充実した格安SIMを選ぶと、総合的な満足度が上がります。

格安SIMの速度ではどうしても満足できないのであれば、3大キャリアの格安プランがおすすめです。

助手のジョン

格安プランを選ぶのなら、ドコモユーザーはahamo、auユーザーはpovo、ソフトバンクユーザーはLINEMOというように、現在利用しているキャリアに合わせて選ぼう!

満足できる通信速度で快適なスマホ生活を送れるよう、自分の求める格安SIMを見つけてみてください。