Appleのイベントが10月19日に開催された。1つのサービスと3つの新製品が発表されたのこの記事ではそれらをまとめたいと思う。正直言うと、うーむ、、、と思う部分は多かった。[@appleshinja_com]
発表された3つの製品と1つのサービス
1、Apple Music新プラン「Voice」
Appleイベント中は一瞬で解説が終わったので参加者さんたちは、「え?今のなんのプランやったん?」と思った人も多かった。
結局、公式サイトを見ながら確認したのだが、一言で言うと、
HomePod mini用のApple Musicプラン。
と考えるとわかりやすい。
Voiceプランは基本的には通常のプランからいろんな機能が省かれたもの。
例えば、
- 空間オーディオ非対応
- ロスレスオーディオ非対応
- 歌詞の表示非対応
- ライブラリへのダウンロード非対応
などなど。iPhoneやiPadで使っていくのであればちょっと厳しすぎるくらいの非対応っぷり。
ただ、これらってHomePod miniではそれほど重要視されない機能。そのため私はHomePod mini用のプランだと理解している。
2、新色のHomePod mini
新色のHomePod miniが発表された。
新色は「ブルー」「オレンジ」「イエロー」の3つ。
個人的にはオレンジがめっちゃ欲しい。可愛すぎやろ・・・こういうデザインをさせたらAppleはさすがやなぁ・・・ぐぬぬ。
2つ揃えたくなる。
3、第3世代AirPods
第3世代AirPodsがついにアップデートされた。一言で言うと、
「ノイズキャンセリング機能が省かれたAirPods Pro」
として捉えるとわかりやすい。
第二世代AirPodsと比較して新しい機能としては、
- 5分充電で1時間
- 音質良くなった
- MagSafe
などなど。
ただ、1つ気になる機能があってそれが、「肌検出センサー」。AirPods Proにも搭載されていない新しい機能。
公式サイトには、
優れた感知能力。 進化した肌検出センサーは、あなたの耳とそれ以外の場所を識別します。だから、オーディオを再生するのはあなたがAirPodsを装着している時だけ。ポケットの中やテーブルの上にある時は一時停止します。
AirPods(第3世代) – Apple(日本)
と書かれている。
これ・・・何気にすごく便利。
Appleはあまり主張していなかったけど、これは欲しい機能。
AirPods Proはケースに入れずに単体でポケットに入れたり、握りしめても暗くて狭い場所?であればペアリングされてしまい音楽がかかってしまう。
が、肌検出センサーがあればAirPodsがより使いやすいなる。
AirPods Proにも搭載されて欲しいなぁ。
4、上位版Mac
ついに発表されたモンスターマシン。M1からの変更点としては、
- M1 Pro, M1 Maxの上位チップ搭載
- CPU最大10コア
- GPU最大32コア
- メモリ最大64GB
- ノッチ
- プロモーションディスプレイ
- Touch Bar廃止
- 端子が色々と復活(MagSafe, SDカード, HDMI)
- インカメラ1080p
- 30分で60%充電
- 14インチは200g重くなった
などが挙げられると思う。
要約すると、
見た目が2015年版MacBook ProのM1 Pro or Max搭載Mac (りんご光らないバージョン)。
だと思うと分かりやすい。
端子が増えた上に、あのスペック。
プロ現場でまさに”今すぐ”使えるMacに仕上がったと思う。
ただ、バッテリー持ちが劇的に悪くなった点は見過ごせない。
13インチM1 MacBook Pro→ 最大17時間のワイヤレスインターネット
14インチMacBook Pro→最大11時間のワイヤレスインターネット
となっているのでかなりバッテリー持ちが・・・というのは知っておくべき。モバイルPCというよりは、「このスペックがどうしても必要。」という方向けのマシンとなった。
また、Apple側は冷却性能がええ感じやでぇ!とアピールしていたが、これだけのスペックで熱が出ないのはありえない。重い作業をするとM1の性能ですら爆熱化していたのだから、冷却がきちんとできるかも注視する必要があると思う。
Youtubeでは言えない上位版Macへの不満点
と、ここまではYoutubeでも話したのだが、ここからはYoutube言うとヤバい人が寄ってくる話をいくつか。
ブログ用、というよりは5年間繰り返し続けてきた新型製品への正直な感想を。
ー注ー
上位版Macに対してやや否定的な意見を書いています。
せっかく買った方は不快に思う可能性がありますので、どうかページを止めて下さいませm( )m
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私が上位版Macを見たときにすぐに思ったのは、
デザイン的な魅力ほぼ0のただのハイスペックマシン。
とりあえず従来の無難なボディに最上級のチップ積んで様子見ねーか?というApple社内の声が聞こえてくるような試作機。
デザインは2015年版までのMacに似ているとは書いたが、りんごも光らないしなんだか全体的に遊び心も少ない。
2016年版のMacBook ProやiPad Air 4や24インチiMacやiPad mini 6などのデザイン面で「うぉぉ!欲しい!!!」と思わせてくれるのが上手いAppleなのだけに今回のデザイン戻しは???と思ってしまう。
せめてりんごは光らせて欲しかった。それなら古いMacファンも「おわぁぁぁ!」と盛り上がっていただろうに。。
せっかくスペックがぶっ飛んでいるのだから、それならデザインもぶっ飛んだおかしいやつを出して欲しかった。
そこがちょっと、、、というかかなり残念。
デザイン面でも例えば、スケルトンボディとか、パシフィックブルーとか、最近流行りのカーボン素材とか、そういうものを取り入れていれば私は衝動買いしていたと思う。
このスペック以下では作業ができない”プロプロプロモデル”なのだなぁと理解するのが良さそうだ。
今日のお告げ「とは言っても欲しいです」
なんだかんだ言いながらも私は今回の上位版Macは、
「ウワァァぁぁ!
なんてぶっ飛んだマシン。スペック。すごい。素敵。好き。欲しい。このお祭りに何も考えずに乗っかりたい。」
と言う思いがある。
だけど、やっぱりお金には限りがあるし、iPad mini 6もApple Watch Series 7も買ったし、M1 MacBook Airはまだまだ元気だしということで見送ることに。
もし、買うのであれば冷却性能がズタズタでまともに動かず、Youtuberたちが「買うな!」というサムネイルが出始めた時が狙い目。
そんな荒くれっぷりマシンの方が面白い。
あぁ、今回もいろんな方とイベントで盛り上がれて楽しかった。
次のイベントはもう来年までないかな?今年も楽しませていただいて感謝感謝。
上位版Macを購入した方々にレビューも送っていただこうと思っているので、あのスペックを使いこなせる方々の本気中の本気レビューを読んでみたい。
羨ましいぞー(これが本音)