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8月にキイロケアリの女王をころして巣を乗っ取ったテラニシクサアリは、11月に最初の働きアリが羽化しました。
暖かい室内で飼育をしているので、冬眠はせずに増え続けて、現在はこんな感じになっています。
見た感じキイロケアリと半々くらいになっているので、すでに数百匹は羽化しているようです。
結婚飛行を終えてたった数ヶ月で、ここまで増えるというのは普通のアリでは考えられません。
やはり最初から多くの働きアリを手に入れることができる、一時的社会寄生は乗っ取りに成功したときのメリットは大きいですね。
コロニー規模が小さくて、危険な最初の数年間を一気に飛び越えるような感じ。
幼虫や繭の数もすごいので、今後も一気に増えていきそうです。

テラニシクサアリ
そして、先日朽木を入れた蟻マシーンを増築しました。
あれから一ヶ月が経ち、現在どんな感じになっているのかと言うと・・・。

テラニシクサアリの朽木入り蟻マシーン
見えない(笑)
ガラス面に細かく砕いた木を張り付けています。
こんな感じになるのは予想通りです。
巣の中の様子は日々変化しているので、いずれもう少し見やすくなると思っています。

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まったく見えないわけではなく、隙間から卵や幼虫が見えます。

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朽木を巣材としていい感じに使ってくれています。
クサアリ以外のアリでも、複数台連結するときは一つくらい巣材を入れたもので増築してみるのも良いかもしれませんね。
そして、おそらく数ヶ月以内には再び増築が必要になりそうなので、その時は巣材の硬さなどを変えてみようと思います。