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ふとしたときに感じる「孤独」。孤独を感じたとき、どうしようもない不安や悲しみが押し寄せてくることってありますよね。そんなとき自分一人ではどうしていいかわからないもの。ただただ耐える、という人もいるかもしれませんが、行動や考え方ひとつで状況は好転するかもしれません。今回は、孤独を感じたときどうすればいいのか、その対処法についてまとめてみました。

【目次】
・そもそも「孤独」とはどういう意味?
・【実話】みんなが孤独を感じたタイミングはいつ?
・孤独を感じたときの対処方法
・孤独でいることにもメリットはある

そもそも「孤独」とはどういう意味?

自分がひとりぼっちだと感じてしまうこと

自分がひとりぼっちと感じてしまうこと
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孤独とは、「自分が一人ぼっちであると感じてしまう」心理状態のことをいうようです。

たとえ物理的にたくさんの人に囲まれていても、「自分は誰からも理解されていない」「心が通じ合っていない」などと感じているのであれば、それは〝孤独〟と呼べる状況なのかもしれません。

「孤独感」を持つ原因、その意味とは? 直ぐできる孤独感への対処法|孤独感を癒すスピリチュアル的方法とは?

「孤独」は頭の中で他人に振り回されることで感じる

ひとりでいるときも他人が頭にいる状況
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精神科医・名越さんによると、「孤独」とは、ひとりでいるときも「他人が頭の中にいる」状況のことなのだそう。

「ひとりのときに『あのとき、あの人に嫌われたんじゃないか』とか、『あの人が楽しそうでうらやましい』とか、他人のことで頭の中が騒がしい状態のことを『孤独』というのです。

そういうときは、だれかと自分を比較していることがほとんど。孤独は他人が気になって、自分がちょっとみじめになり、『さみしい』という感情を呼び込みます。

『結婚もしないでひとり』『孤食なんてさみしい』という感情が自然に湧くのではなく、頭の中の他人に振り回されていることが多いんです」(名越さん)

ひとりぼっちの時間=孤独ではない

ひとりの時間を楽しむ「ソロタイム(ひとりぼっちの時間)」を、孤独や寂しいと感じる人も多いようですが、これは孤独とは異なるのだそう。

名越さんによれば、これは「頭の中に他人がいない」状態なのだとか。

ソロタイムを楽しんでいるのであれば、たとえ1人でも「孤独」という必要はないのですね。

ひとりと孤独は違う! その違いは… 頭の中に他人がいるかいないか!?

【実話】みんなが孤独を感じたタイミングはいつ?

パートナーがイベントを一緒に過ごしてくれないとき

パートナーがイベントを一緒に過ごしてくれないとき
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「付き合って2年目の彼氏がいますが、前回のお正月は『疲れたから、どこも行きたくない』と言われ、会ってもくれませんでした。

いつも彼の都合でしかデートができず、誕生日やクリスマスなどの特別な日にも、彼の気が向かないと会えないんです。SNSを見ると友達カップルは、みんな楽しそうにデートをしているのに、なんで私だけいつもひとりぼっちなんだろう… って寂しくなります。

今回のお正月も、事前に彼に打診はしたものの『疲れてなければ、どっか行こう』と言われたまま、誘いのLINEすらきません。

不倫しているわけじゃないのに、イベントのときに会えないなんて、まるで不倫カップルじゃん… って思ってしまい、悲しいです」(28歳・女性/イベント関係)

こんな彼氏は別れるべき? 正月なのに「不倫並みの孤独」を抱える女子からの相談

体調を崩しても誰にも頼れないとき

「風邪をこじらせて高熱が出たかと思うと、尋常じゃない下痢と嘔吐。ウイルス性胃腸炎とわかった数日後、後頭部をブン殴られたような頭痛に襲われ、しばらく動けず。自力でなんとかタクシーを呼んで救急病院へ…。

当然、仕事もリスケ、すべての誕生日会はキャンセル。ショックと体調の悪さでふらふらの中、買い物にも行けず、お米を炊く気力もない。あまりにつらくて『孤独死ってこういうことなのかな』と、どんどんネガティブに…」(40代・エディターT)

【連載|40代ガチ婚活】「おひとりですか?」の問いが独身40歳の心を突き刺した|ガチ婚活レポート2

孤独を感じたときの対処方法

自分に自信を持ち、他人との比較をやめる

孤独を感じたときは「自分に自信をつける」ことが大切。

「自信をつけるためには、自分は若い頃に比べて何が成長しているかという部分を見つけることです。それは、他人対する寛容さ、目の前の困った人に手を差し伸べて見返りを求めない余裕、その場に応じた美しい言葉使い、相手の話を聞き長所を見つけられる姿勢、感情を自分でコントロールするなどです」(ライター兼エディター・沢木さん)

無理に他人に笑顔を作ったり、認められたいと自分を着飾ったりする必要はないのですね。

28歳を過ぎてから恋を始めるために、最も必要なことは自信をつけることだった

没頭できる趣味を見つける

没頭できる趣味を見つける
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趣味を見つけることも対処方法のひとつ。

周囲にばかり目を向けてしまうと「自分がそこに加われていないのではないか」「嫌われているのではないか」などと無駄な心配ばかりしてしまうもの。それなら〝他人〟ではなく〝やるべきこと〟に目を向けてみましょう。

自分が没頭できるものがあるだけで、周囲を気にしている暇などなくなりますよ。

無理をしなくてもいいと言い聞かせる

無理に明るく振る舞ったり、他人に合わせたりすると疲れてしまいます。

孤独を感じてしまったら無理して自分を偽らず、ありのままの自分でいる努力をしてみてはいかがでしょうか。

あなたの良さに気づいてくれる人は、きっといるはずです。

辛い、寂しい「疎外感」。感じなくなるための心の持ち方とは?

SNSの使用を控えてみる

普段は楽しく使えるSNSも、孤独を感じる場合は使用を控えるのがおすすめです。

孤独を感じているときにSNSを見てしまうと、SNSにあげられた友人や他人の生活と自分の生活を比較し劣等感を覚え、より強い孤独を感じてしまう可能性が。

SNSはきらきらした内容で飾られていて、実際の私生活とは大きく差がある投稿が多いもの。「見ても気にしないようにする」ではなく、思い切って離れてしまった方が精神的に安定するのではないでしょうか。

孤独でいることにもメリットはある

自分と向き合うことができる

寂しさや孤独を感じるとき、誰かと無理に繋がろうとすることもあるかもしれません。

しかし、孤独に向き合ったり一人でいることを受け入れたりすると「自分は何がしたいのか」や「何がどうなれば満足するのか」など、自分の本音に気づける可能性が。

あえて一人になり、自分と向き合う時間をじっくり楽しんでみてはいかがでしょうか。

人間関係でのストレスが減る

孤独でいると、人間関係により生じるストレスから逃れられるといわれています。

周りに心が許せる人がいないと寂しい思いをする人も多いかもしれませんが、人間関係のストレスがないことは大きなメリット。

他人の喧嘩に巻き込まれたり因縁をつけられたり…etc. めんどうなことから離れられることが増えるでしょう。

他者に依存せず自分の幸せを探せる

もちろん親しい人が隣にいる幸せは尊いもの。

しかし、他者がいることで成り立つ幸せは少々危険かもしれません。

他者に依存せず自分で自分を幸せにする努力ができれば、孤独を楽しめるだけでなく、幸せだと思っていた関係が崩れてしまったり消えてしまったりしたときにも、強く生きていける糧が残るはずです。