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自民党総裁選挙が告示され、河野太郎、岸田文雄、高市早苗、野田聖子の4人が立候補した。党内7派閥のうち6派閥が支持候補を一本化しない異例の展開となっている。ただ私の頭の中では、今回の総裁選を巡る動きは、派閥政治の瓦解を決定づけた過去のある総裁選の様相と重なって見えて仕方がなかった。ちょうど20年前の2001年の総裁選挙。小泉純一郎が初めて当選した選挙戦だ。