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 北朝鮮問題を担当する日米韓の高官による協議が行われ、北朝鮮がきのう行った弾道ミサイルの発射などについて対応を話し合いました。

 ワシントンで19日に開かれた協議には、外務省の船越健裕アジア大洋州局長と韓国の魯圭悳(ノ・ギュドク)朝鮮半島平和交渉本部長、アメリカのソン・キム北朝鮮担当特別代表が出席しました。協議はおよそ90分間行われ、北朝鮮がきのう行った弾道ミサイルの発射について各国の分析や対応を協議。発射を非難するとともに、緊張緩和と朝鮮半島の完全な非核化に向けて引き続き連携していくことを確認したということです。また、日本側は、岸田総理が条件を設けずに北朝鮮と向き合う用意があると伝えたほか、拉致問題の解決に向けても引き続き協力を求めました。

ホワイトハウス サキ報道官
 「北朝鮮の弾道ミサイルの発射を非難します。安保理決議違反であり、地域への脅威です」

 ホワイトハウスのサキ報道官はミサイルの発射を非難するとともに、北朝鮮側に呼びかけている速やかな対話再開の必要性を強調しました。