Googleのスマートディスプレイ「Google Nest Hub」が、アップデートによってOSがまるごと入れ替わっていたことが明らかになった。
これはLinuxベースの従来のOS「Cast OS」から、高いパフォーマンスを誇る独自の新OS「Fuchsia」へと一新するというもので、OTAで自動的に更新されるため、ユーザーが全く気付かないうちに、OSごと中身ががらりと入れ替わったことになる。すでに日本国内でも適用例は多数報告されており、OSバージョンが「1.52.260996」になっているか、あるいはオープンソースライセンスのページに並ぶモジュールの中に「Fuchsia」があれば、アップデート済みであることを意味する。見た目はもちろん、機能についても変更はなく、まずは現状を維持することが目的だったようだが、なかには一部のオプションがリセットされたという報告もある。なお、現時点で対象になっているのは第1世代の製品のみで、睡眠モニター機能が付いた現行の第2世代モデルは対象となっていないようだ。