この記事は Andrew Burke による Google Ads Developer Blog の記事 “Asset-based Extensions: Updated Availability and new ValueTrack Parameter” を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。
変更内容
現在、以下のアセットベースの拡張機能タイプがすべてのアカウントで利用できます。
Google Ads API のアセットベースのイメージ拡張機能は、当初は今年中にリリースするスケジュールでしたが、2022 年まで利用できない見込みとなりました。利用できるようになった際には、フィードベースのイメージ拡張機能の提供終了タイムラインをアップデートしたものを、このブログと拡張機能移行ドキュメントで公開します。
なお、新しい {extensionid}
ValueTrack パラメータは、2021 年 6 月 24 日から利用できるようになりました。このパラメータを使うと、アセットベースの拡張機能でクリックを追跡できます。アセットベースの拡張機能の {extensionid}
パラメータは、既存のフィードベースの拡張機能の {feeditemid}
パラメータの動作と同じです。
必要になる作業
自分のアカウントのコールアウト、プロモーション、サイトリンク、構造化スニペットの拡張機能を、Google Ads API を利用してアセットベースの拡張機能に移行してください。今後も拡張機能を変更できるように、この作業はできる限り早く行うことをお勧めします。2021 年 10 月 20 日に、コールアウト、プロモーション、サイトリンク、構造化スニペットのフィードベースの拡張機能はアセットベースの拡張機能に自動的に移行されます。近日中に、Google 広告クライアント アカウント単位でオプトアウトをし、この自動移行の対象から外せるようになります。オプトアウトのプロセスが利用できるようになったときは、このブログでお知らせします。最新の関連情報は、拡張機能移行ガイドをご覧ください。なお、AdWords API ではアセットベースの拡張機能がサポートされない点に注意してください。
作成した任意のアセットベースの拡張機能で、クリックを追跡する {extensionid}
ValueTrack パラメータを利用できるようになっています。{feeditemid}
パラメータはアセットベースの拡張機能のクリックには適用されません。また、{extensionid}
はフィードベースの拡張機能のクリックには適用されません。クリックの原因を正しく確認できるように、現在 {feeditemid}
ValueTrack パラメータを利用している URL をアップデートし、新しい {extensionid}
ValueTrack パラメータも含める必要があります。つまり、同じ URL に {feeditemid}
と {extensionid}
の両方を設定します。ただし、クリックのソースに基づいて、どちらか片方のみにデータが入ることになります。
ご質問やさらにサポートが必要なことがありましたら、フォーラムまたは googleadsapi-support@google.com にご連絡ください。
Reviewed by Thanet Knack Praneenararat – Ads Developer Relations Team