第18話「スマイル作戦 第一号」
感想
キリエル人
サブタイトルが「ウルトラマン」の記念すべき第1話「ウルトラ作戦第一号」のオマージュである今回は、てっきりギャグ回なのかと思っていたらトリガー最強形態登場へのフラグ回だったというまさかのオチ。
タツミ隊長がGUTS-SELECTアジアの総司令官に任命されたという前回の次回予告が、ちょっとした嘘予告だったなんて誰が予想できたでしょうか。
登場人物のほとんどが幻覚を見ていたので、なんとなくこれはギジェラの仕業かな?とティガ世代の視聴者に思わせておいて、最期の最後にキリエル人を出すという構成が見事。
キリエル人の役者さんはティガの時とは違いますが、服のデザインがほぼそのまんまなのでティガ世代には一発で分かるようになっているのもさすが。
ティガのキリエロイド回といえばどちらも隊長がひたすらカッコいい役回りだったのが思い出されますが、それに対して今回のタツミ隊長は、幻覚見せられていた上にただ肝臓が悪いだけだったのは可哀想(苦笑)
ゴルバーII
今回登場したのは、1話に登場したゴルバーの別個体であるゴルバーII。
名前「II」がついているというのが、平成三部作リスペクトになっていて非常にエモいです。
分からない人のために説明しておくと、昭和ウルトラでは怪獣や宇宙人の同種別個体が登場する時には、名前に○代目とつけるのが定番でした(バルタン星人二代目とか)
それが平成三部作からは、○代目の代わりにローマ数字でIIやIIIを名前につけるのが定番になり、さらに怪獣の再登場が珍しくなくなったメビウスやニュージェネでは、名前に○代目やIIという表記をしなくなって今日に至ります。
そうした現在にあって、再登場したゴルバーの別個体にあえてゴルバーIIという名前がついているのは、歴とした平成三部作へのリスペクトなわけです。
こういう細かいこだわり、特撮大好きオジサンは嬉しくなっちゃうわけで(笑)
次回、キリエロイド!
次回はついにキリエロイド登場!
いやぁ、いよいよNEW GENERATION TIGAっぽくなってきましたね!
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