もっと詳しく

The Interceptの記事によると、アフガニスタンを掌握したタリバンは米軍が利用していた生体認証装置を押収したそうた。押収された機器は「HIIDE」と呼ばれるもので、虹彩や指紋・顔で個人を認識し生体認証を行う装置。内蔵データベースもしくは外部のデータベースに接続することで、個人を照合することができるらしい(The InterceptGIGAZINE)。

米国はアフガニスタン内外の協力者だけでなく、外交努力を支援するアフガニスタン人などからもデータ収集をしてきた。米国大使館や領事館での就職を希望する地元のアフガニスタン人を精査するために使用されたのだという。すぐにデータを参照できるわけではないようだが、そうした個人情報が含まれているHIIDEがタリバン側に渡ってしまったことで、米国や英国などに協力してきたアフガニスタン人を特定するために悪用される危険性があるようだ。

すべて読む

| セキュリティセクション

| テクノロジー

| 軍事

| セキュリティ

| アメリカ合衆国
|
この記事をTwitterでつぶやく
この記事をFacebookで共有
この記事をGoogle Plusで共有
このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:

在アフガニスタン日本大使館のSNSアカウントが削除
2021年08月19日

アフガニスタンから米軍が撤退、即座にタリバンが全土制圧
2021年08月16日

WHOがアフリカ大陸からのポリオ撲滅を宣言。のこすはアフガニスタンとパキスタンの2カ国
2020年08月28日

アメリカでデモ対策として音響兵器が配備。対策としてオーディオマニアが防御シールドを開発
2020年06月13日

サウジの世界最大規模の原油施設、10機のドローンで攻撃され炎上
2019年09月17日