【速報】自民党幹部“学校のコロナ対策”めぐり文科省から状況聴取

　新型コロナの感染が急拡大し、子どもたちの間でも広がっていることから、自民党の幹部らは午後、夏休みの延長など、学校のコロナ対策について文科省から状況を聴取しました。

　自民党の下村政調会長や後藤田政調会長代理らは、文科省の担当者を呼び、学校でのコロナ対策について状況を聴取しました。小中学校などでは「デルタ株」の流行により、感染者やクラスターが増えていることから、自民党内からは、夏休みの延長などを求める声が上がっています。後藤田氏は「感染状況は災害級で、今までと同じような対策で本当に良いのか」「空振りでも子供の命を守る対策をしなければいけない」と訴えました。

萩生田光一文科相
　「国から全国一斉の臨時休業を要請することは考えておりません。地域一斉の臨時休業については、児童生徒等の学びの保証や心身への影響等の観点を考慮し、学校の設置者において慎重な検討が必要」

　一方、萩生田文科大臣は会見でこのように述べ、一斉休校を否定しました。