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 シヤチハタ、ケンタウロスワークス、早稲田リーガルコモンズ法律事務所はブロックチェーンを利用した電子印鑑システム「NFT印鑑」を共同開発した(CNET Japan)。NFT印鑑の特徴は印影データをNFT化すること。印鑑保有者の情報と印影情報を結び付ける。記事によれば「NFT印鑑が押印された電子文書には、印鑑保有者およびNFT化された印影の情報が刻印され、押印の記録は改ざん困難なブロックチェーンに記録されるため、『いつ、誰が、何に押印したのか』という、証拠を確実に残すことができる。押印された印影から押印者を証明するだけでなく、従来の電子印鑑が抱えていた印影の偽造リスクの問題を、ブロックチェーンの特徴である改ざん耐性を活用して解決する」としている。電子署名の一種ではあるが「印影」の真正性をデジタル技術で担保するところが特徴か。