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 菅総理は午後、関係閣僚を呼び、新学期を迎えるのを前に学校での新型コロナの感染対策などについて協議しました。

 子どもたちの間でも感染が拡大していることから、萩生田大臣は▼今まで高校などに配布していた検査キットを、幼稚園、小学校、中学校にも配布する方針を示した他、▼学校で陽性患者が出た場合、休みにする期間や児童・生徒の範囲などについて、新たなガイドラインを作る考えも表明しました。

 一方、去年行われた学校の一斉休校は否定しました。

萩生田光一文科相
 「学校を全面的に閉めるということを直ちに選択するんではなくて、とりあえず学校は子供の居場所としてしっかり守っていこうと」

 こうした中、自民党は午後、文科省の担当者を呼び、学校での感染対策の状況を聴取しました。

自民党 後藤田正純衆院議員
 「空振りでも子供の命を絶対に守るんだと。子供の学びの場を守るんだという対策をしなければいけないんじゃないか」

 自民党は「最悪の事態を想定してあらゆる手段を尽くすよう」政府に求めていて、今後、提言する予定です。