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東京・江東区の高齢者施設で3回目接種開始 千代田区では対応に追われる

 政府が新型コロナワクチンの3回目接種を前倒しする方針を示したことを受け、20日午後、東京・江東区は高齢者施設の入所者への3回目接種を開始しました。

北砂ホーム 木村靖子施設長
 「ご家族に伝えたら早めに打てることにとても喜んでいた」

 一方、千代田区では国の接種前倒しの方針を受けて対応に追われています。区民への案内文を差し替える必要が出たため、すでに用意していた分は廃棄することになりました。

千代田区新型コロナワクチン予防接種担当課 山崎崇課長
 「国の方針が決まったのが先週、時間との闘い。集団接種会場も前倒しでできる限り1か月弱くらい(早めて)1月中旬からスタートできるように準備を進めている」

 接種時期が迫る中、課題も・・・

千代田区新型コロナワクチン予防接種担当課 山崎崇課長
 「まだ我々モデルナは供給されていない。前倒しで供給されれば使っていかないといけない」

 厚労省はワクチンの供給見通しなどについて、今週金曜日に自治体向けの説明会を開くことにしています。