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小森章平容疑者
小森章平容疑者

東京都墨田区の高校3年の女子生徒(18)が行方不明になり、遺体で発見された事件で、女子生徒を殺害したとして、警視庁向島署捜査本部は、殺人容疑で群馬県渋川市のいずれも職業不詳、小森章平容疑者(27)=死体遺棄容疑で逮捕=と妻の和美(いずみ)容疑者(28)=同=を20日にも再逮捕する方針を固めた。19日、捜査関係者への取材で分かった。捜査本部は、殺害の経緯などを詳しく調べる。

小森和美容疑者
小森和美容疑者

捜査関係者によると、夫婦は8月30日、山梨県早川町の物置小屋で女子生徒の首をロープで絞め、刃渡り19センチのナイフで背中を4カ所刺して殺害した疑いが持たれている。最も深い傷は18センチで臓器に達していた。

夫婦は当初、殺害についても認める供述をしていたが、和美容疑者は弁護士の接見後、黙秘に転じた。

章平容疑者と女子生徒は、約2年前からツイッターで連絡を取り合っていた。やりとりを見た和美容疑者が2人の関係を疑い、夫婦で共謀して犯行に及んだとみられる。

捜査本部によると、女子生徒は8月28日午後3時半ごろ、母親に「友達に会いに行く。すぐ戻る」などと話して外出した後、行方が分からなくなった。その後の捜査で、女子生徒が夫婦の車両に乗っていたことが判明し、30日午後7時20分ごろ、長野県内で車両を発見。夫婦は女子生徒の遺体を物置小屋に遺棄したことを認め、31日、死体遺棄容疑で逮捕された。

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