PCパーツの買い物が複雑すぎるという人には、NZXTがあなたの背中を押してくれるかもしれません。NZXTは、自分のPCを構築するために必要なすべてのパーツを含むBLDキットをストアに導入します。これにより、ユーザーは個別の部品を購入する心配や手間をかけることなく、DIYによるPC構築の世界に簡単に入ることができます。BLDキットの価格は1,399ドルからとなります。
NZXT社は、BLDキットをできるだけユーザーフレンドリーに設計します。各キットには、PCを作るために必要なツール、ハードウェア、ドキュメントがすべて付属します。また、カスタマーサポートも充実しており、すべてのパーツに2年間の保証がついていますので、組み立て済みのデスクトップを購入するのと同じような感覚でお使いいただけます。
現在、NZXTのストアで販売されているBLDキットは、Starter Pro BLDキットとStreaming Plus BLDキットの2種類のみです。Starterは1,399ドル、Streamingキットは1,599ドルで販売されています。
Starter BLDキットは、その名前に反して、初めてのPCのための非常に強固な基盤を提供するもので、決してエントリーレベルのビルドではありません。キットのために、NZXTはCore i5 10400FプロセッサとRTX 3060 Tiグラフィックスカードを選びましたが、これらはミドルレンジのビルドには最高のCPUと最高のGPUの一つと言えます。また、NZXT社のH510ケース1台、16GBの3200MHzメモリ、B560マザーボード、550WブロンズPSU、MSI社製デュアルバンドWi-Fiカードがセットになります。
Streamer Plus BLDキットでは、より高速なRyzen 5 5600X(現在購入可能な最高のゲーミングCPUの1つとして我々のリストに入っている)、Kraken M22液体クーラー、B550 ATXマザーボード、650Wブロンズ電源を採用することで、状況を少しだけ改善します。その他のコンポーネントはスターターキットと同じで、RTX 3060 Ti、16GB 3200MHz RAM、1TB SSDが含まれます。不思議なことに、スペックシートにはWiFiカードが記載されていませんが、この点を補うためにマザーボードにはWiFiが内蔵されると思われます。
NZXT社によると、Streamer Plusの構築は、初めてストリーミングを始めようとしする新しいコンテンツ制作者を対象としているそうです。