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政府の「新型コロナウイルス感染症対策分科会」は、感染状況を示す4つのステージのうちどのステージにあるか判断するための指標として「医療のひっ迫具合」、「療養者数」、「PCR検査の陽性率」、「新規感染者数」、「感染経路が不明な人の割合」の5つを示しています。このうち「医療のひっ迫具合」は「病床使用率」「入院率」「重症者用病床の使用率」の3つの項目があります。内閣官房のまとめによりますと、19日時点で、緊急事態宣言が出されている東京都と沖縄県、「まん延防止等重点措置」が適用されている4府県、7月11日まで「まん延防止等重点措置」が適用されていた5道府県の合わせて11都道府県では、東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県の1都3県と、沖縄県などで最も深刻な「ステージ4」に相当する項目が複数あります。なお、病床関連の指標については、自治体の中にはすぐに受け入れることができる「即応病床数」などをもとに、異なる値を公表しているところもあります。