住宅が次々に崩落する──。6月25日、大阪市西成区天下茶屋東2丁目の住宅地で空石積み擁壁が崩壊し、2棟(計4戸)の住宅が崩落する事故があった。焦点は、崖下の隣地で進められていた建築工事の影響だ。…
熱海土石流、主犯は盛り土か
全国有数の知名度を誇る観光地・熱海で、大規模な土石流が発生した。「主犯」と目されるのは、逢初(あいぞめ)川の源頭部で谷を埋めていた盛り土。事業者は施工中などに、行政から何度も指導を受けていた。…
営業も定例会議もいらない 創造力こそアトリエの存在意義
事務所の設立当初から「組織設計事務所にはしない」と公言してきた隈研吾氏。今もその理想は変わらない。一方で、他分野の拡張やアーカイブ事業など試みも始まっている。隈氏が見据える、次代に生き残る設計事務所像とは何かを聞いた。…
デジタルで次世代に思考を継承
「プロジェクトの分類軸を明確にして、設計スタッフが隈研吾の建築に対する考え方を学べるようにしたかった」。こう語るのは隈事務所のデジタルアーカイブ制作を担った取締役の隈太一氏だ。これまで所員が必要な情報を探すときには、プロジェクトデータを縮刷した紙の冊子を参照するか、プロジェクト担当者に聞くしかなかった。…
目指すはデザインの専門集団 領域拡大で提案の幅広げる
異業種から隈事務所への“ラブコール”が止まらない──。建築のプロジェクトだけでなく、アプリ開発や内装デザイン、日用品のプロダクツ開発など様々な依頼が日々舞い込んでくる。あえて異分野の人材を確保し、所内に専門チームをつくり始めた、その狙いに迫る。…
大ブレイクに隠れた強み
「意図的にポイントを絞る」、「トラブル回避のためのノウハウを持つ」──。隈事務所躍進の裏には、完成した建築を見るだけでは分からない強みがある。設立当初を知る横尾実代表をはじめ、長年関係が続くクライアントや構造設計者など7組に聞いた。…
30年間に3度の転機
社会で大きな話題となった国立競技場も、30年間の歴史では通過点だった。依頼が急増した時期、海外進出に乗り出した時期、大規模建築に挑んだ時期と、事務所にとっての転機は3つあった。関連する建築の写真とともに事務所の歴史を振り返る。…
毎月拡大し続ける事務所
海外案件が半数以上を占め、売り上げを伸ばし続ける隈事務所。所内の国際化やリモートワークの導入も進み、品質維持に向けた手立てが必要になってきた。新規開拓の「攻め」と同時に、隈研吾氏の譲れない一線の「守り」をどう両立するかが鍵だ。…
地域密着で「身近な存在」に 多様な働き方にも対応
長年、東京都心の青山にオフィスを構えてきた隈研吾建築都市設計事務所。しかしコロナ禍を機に、地方に所員を送り込む「サテライトオフィス」計画が進行している。「木工の町」として知られる北海道東川町で何をたくらむのか。現地を同行取材した。…