これを受けて統一ロシアの幹部は3分の2に当たる300を超える議席を獲得すると明らかにし、選挙前よりは議席数を減らすものの引き続き議会で強力な権力基盤を維持する見通しとなりました。
経済の低迷などで統一ロシアの支持率が落ち込む中、プーチン政権は軍人や年金受給者に新型コロナ対策として一時金を支給したり、野党勢力の立候補を制限したりして、与党圧勝のための対策に躍起になっていました。
3年後に大統領選挙を控え、プーチン大統領は去年、憲法を改正してみずからが立候補することも可能にしているため、今回の選挙結果を踏まえたプーチン大統領の出方が焦点となります。