原油価格の高騰を受け、政府が検討する石油備蓄の放出。原油市場への影響は未知数だが、専門家は産油国への政治的メッセージとしては有効と評価している。ニッセイ基礎研究所の上野剛志上席エコノミストは市場への影響について「放出期間や放出量にもよるが、限定的なものになるのではないか」と話す。2011年、リビア情勢の混乱を受け、日本など各国が協調して放出した際のWTIへの影響はわずかだったという。「今回も放出による影響が小さければ、かえって失望感が広がり、反動 全文
産経新聞 11月20日 21時39分
もっと詳しく