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発砲があったロシア・ペルミの国立大学と、停車した当局の車両=20日(ロイター=共同)

 【モスクワ共同】ロシア中部ペルミの国立大学で20日、発砲があり、連邦捜査委員会は8人が死亡したと発表した。保健省は、ほかに24人が負傷したとしている。発砲したのは学生とみられるが、詳しい身元などは不明。同委員会は殺人容疑で捜査している。

 タス通信などによると、20日朝に大学構内で銃声がしたと警察に通報があった。男が突然、学生や教員に向けて発砲したという。事件の背景などは捜査中。

 地元テレビは、大学の窓から中庭に飛び降りて逃げ出す学生らの映像を放映した。

 ペルミはウラル山脈西側にある工業都市で、人口は約100万人。