昨今、Bluetoothオーディオ機器が一般化したのと歩調を合わせて、完全ワイヤレスと呼ばれる有線部が一切無いタイプが台頭してきました。
一番の売れ筋は、ソニーのWF-1000XM4とアップルのAirPods(とPro)です。
これら著名製品は、音質やアクティブノイズキャンセリング、マイク、バッテリーなどの性能を競い合っているわけですが、それらとは異なる軸で訴求する製品が、主に格安帯から出始めています。
それが、「ケースの薄さ」です。
たとえば↓の写真は、ロゴが見えますがレノボの「Lenovo XT95」という製品。充電ケースなのですが、かなり薄いです。
カバンを持ち歩かずポケットにすべてのものを入れて手ぶらで移動するニーズは昨今高まっていると思います。
そんな時、いくらコンパクトになったとはいえ、完全ワイヤレスイヤホンの充電ケースというのはそれなりの厚みがあるために、ポケットが膨らんでしまいます。
そこで、ケースの薄さというのが重要になってくるというわけです。
高価格帯の商品であれば、ノイズキャンセリングや高品質ドライバなど、どうしても中に詰め込む部品が増えますし、充電ケースのバッテリー容量もそれなりに大きくする必要があります。
その点、上記の「Lenovo XT95」のような廉価商品であれば、音質で勝負しない分、ケースを薄くして持ち運びしやすくするという別の訴求軸を打ち出せるというわけです。
ちなみにLenovo XT95は、TOMTOPのこちらのページで2,009円で販売されており、日本へは送料無料です。格安ですね。
ケースの厚みは1.6cmと、かなりの薄型。
たとえばAirPods Proもケースはコンパクトですが、厚みは2cmちょっとあります。
カラーはホワイトとブラックの2色あり、バッテリー残量表示パネルも搭載。
↓のように、まさにポケットにいつも忍ばせて、使い倒すためにある商品です。
レノボだけではありません。
PC周辺機器を多数リリースしているBlitzWolfの「BW-FPE1」も同じ特徴を持っています。
こちらもケース厚は1.7cmとだいぶ薄型。
それでいて、イヤホン単体4時間再生に対応していますので、他のモデルと比べてバッテリーが持たないというわけでもありません。
Banggoodのこちらのページで2,678円でタイムセール中です。
というわけで「充電ケースの薄さ」、特に持ち運んで使う人にとってはかなり便利な特徴なので、今後広がっていってほしいです。
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