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 自民党総裁選は29日の投開票日を見据え、4陣営が熾烈(しれつ)な票の争奪戦を展開している。産経新聞の調べでは、国会議員票の支持動向は岸田文雄前政調会長、河野太郎ワクチン担当相、高市早苗前総務相に三分。これを野田聖子幹事長代行が追い、未定は約3割となっている。党員・党友票は河野氏が優位とされるが、他候補も支持拡大に躍起となっている。本命なき混戦だけに決選投票も視野に入れた駆け引きが続きそうだ。