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 自民党総裁選が告示される2日前の15日、北朝鮮が弾道ミサイル2発を発射し、日本の排他的経済水域(EEZ)内に落下させた。発射したのは変則的な軌道で飛行し、迎撃が難しいとされている新型だった。10日には、中国海軍とみられる潜水艦が奄美大島(鹿児島県)周辺の接続水域内を潜没航行し、政府内に緊張が走った。総裁選候補者は、現下の安全保障環境をどう認識し、いかに対処していくつもりなのか。