最近中国の露骨な覇権主義❓政策が各地で摩擦を起こしていますが、今度はホルムズ海峡の目と鼻の先のUAEでです。
これはアラビア語メディアが米wall street journal を引いて報じるものですが、記事は中国がアブダビ北部のハリファ港に軍事拠点を建設し、これを察知した米がアブダビ皇太子に対し、大統領自ら注意喚起したというものです。
確か中国はスリランカやミャンマー等に対して巨額の借款で港湾等のインフラ整備をさせ、その見返りにこれら施設を軍事利用しているとの報道が盛んに見られたことがありましたが、UAEの場合借款は不要でしょうが、リビアに対する干渉で、UAEは中国製のドローンを使っており、その他も軍事的な協力がありそうです。
いずれにせよ、記事は米国は昨年春ごろUAEの港湾で、中国の怪しげな動きがあることを見つけたが、そん後人工衛星等で、これが中国の軍事拠点建設のうごきであることを今年の春ころ確認し、バイデン大統領からアブダビ皇太子に対し、直接2度(5月及び8月)注意喚起したとしています。
さらに米安全保障補佐の中東担当等2名が9月にアブダビを訪問し、中国の活動に対する詳細な情報を提供し、近く再びアブダビを訪問する由。
記事は更に、中国のこのような動きは、UAEの米国からの巨大な兵器購入計画(全体で300億ドルで、F35を50機含む?)に悪影響を与えるであろうとしている。
≪وول ستريت جورنال≫: الرئيس الأمريكي أبلغ ولي عهد الإمارات قلق بلاده ≪البالغ≫ من موقع عسكري تبنيه الصين قرب ميناء أبو ظبي | القدس العربي (alquds.co.uk)