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京都府宇治市にある南條工房は、寺や家庭で仏具として使われる鈴(りん)を中心に製造している。創業は1830年ごろで、佐波理(さはり)と呼ばれる銅とスズを溶かした合金で作る伝統技法を継承してきた。新しい市場を開拓しようと、2019年に仏具以外の鈴として発売した商品が独自ブランド「LinNe」シリーズだ。