もっと詳しく

 キリンホールディングス(HD)は人工知能(AI)を搭載したビールの商品開発支援システム「醸造匠AI」に、ビールの作り方を考案する「レシピ探索機能」を追加。2021年6月から試験運用している。目標とする味の数値指標を基に、AIが原材料の配合、醸造の条件、機器の条件などを提示する。商品開発業務を効率化するだけでなく、熟練担当者でも発想し得ない新たなレシピの開発を目指す。