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不動産の相続は、分割の方法などを巡って相続人間での争いが起こりがちです。しかし、その不動産が「賃貸物件」だった場合、大変さは倍増します。協議が紛糾している間にも、該当の物件からは家賃が発生し、また、修繕の必要が生じれば、都度迅速に対応しなければなりません。不動産と相続を専門に取り扱う、山村暢彦弁護士が解説します。