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 Googleドライブに置かれたファイルが同社の利用規約またはポリシーに違反していた場合の対応方法が更新されたことが明らかになった。

 これはGoogle Workspaceの更新情報に掲載されたもので、Googleドライブ内のファイルが利用規約またはポリシーに違反していると判断された場合、ファイル名の横にフラグが表示されて共有が制限されるほか、違反を知らせるメールが所有者に送信される。もしこれらが間違いだと考えられる場合に見直しをリクエストすることもできるとのこと。従来はアカウントがいきなりロックされた挙げ句、ユーザー自らその原因を探さなくてはいけないケースもSNS上で何度か報告されていたが、これならば原因となるファイルの特定も容易になる。もっともポリシーは依然ブラックボックスであり、海外メディアTechRadarProはGoogleドライブの代替として使うための外付けドライブのリストを掲載するなどして、同社を遠回しに批判している。Google Workspaceのブログは更新後数日経って日本語訳が掲載されるのが恒例となっており、まもなく日本語版も公開されるはずだが、すでにこれらは14日から適用されているとのことなので、知っておいたほうがよいだろう。