米ファイザー新型コロナワクチン「５歳～１１歳でも有効性確認」

　アメリカの製薬大手ファイザーは、５歳から１１歳の子どもを対象とする新型コロナウイルスワクチンの治験で、有効性が確認できたと発表しました。

　ファイザーと、ドイツのバイオ企業ビオンテックの２０日の発表によると、治験には、５歳から１１歳の２２６８人が参加。１２歳以上向けの投与量の３分の１にあたる量を２回接種したところ、通常量を接種した１６歳から２５歳のグループと同等の抗体ができることを確認したということです。また副反応についても、同じ程度だったということです。

　近くＦＤＡ＝食品医薬品局や各国の規制当局に、今回のデータを提出するとしています。また、▼生後６か月から２歳、▼２歳から５歳についても、来月以降、できるだけ早く、治験の結果を出す予定だとしています。