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 ニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価が急落し、前の週と比べて614ドル安の3万3970ドルで取引を終えました。

 20日、ニューヨーク株式市場ではダウ平均株価が一時、971ドル下落するなどほぼ全面安の展開となり、終値は前の週と比べて、614ドル41セント安い3万3970ドル47セントで取引を終えました。下落したのは、3営業日連続となり、下げ幅は7月19日以来、2か月ぶりの大きさとなりました。

 中国の不動産大手、中国恒大集団の経営悪化への懸念が強まり、投資家のリスク回避のための売りが膨らみました。中国恒大集団は、巨額債務を抱え、資金繰りが行き詰まるとの見方が広がり、投資家心理が悪化しています。