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現在の日経平均株価や株式市場の状況と今後の見通しについて、アナリストの藤井英敏さんが鋭く分析! 世界の4大中央銀行が「タカ派」に転じたうえに、「オミクロン型」の感染が世界的に拡大。さらに、バイデン米政権の看板政策の実現が不透明になったことで、日米株式市場が乱高下しています。12月20日のNYダウは前週末比433.28ドル安の3万4932.16ドルでした。日経平均株価は12月17日と20日の2日間に、終値ベースで1128.51円も下落しました。21日は自律反発狙いの買いや売り方の買い戻しもあり、前日比579.78円(2.08%)高の2万8517.59円と3日ぶりに大幅に反発しました。ただし、日経平均株価に関しては、75日移動平均線)と200日移動平均線の両線を下回っている限り、「中長期的な調整局面」と見ておくべきでしょう。